みなさん こんにちは keitaです。

3月もあっという間に終わり、新しい年度が始まりますね。

新しい生活が始まる人も多いかと思います。新しい地域、新しい部屋、新しい仕事、新しい人間関係・・・。

様々な新しいに出会うと思いますが、出会いは一期一会。大切にしていきましょう。

 さて前回はHSPってどんな人?ということで感受性が強い、敏感な人を少し掘り下げてみました。

その中で、HSP気質な人は一般的な人比べると生きづらいのではないかということも言いましたね。

たしかに生きづらさを感じやすかったりはしますが、HSPならではの特性や強みも持っています。

今回はその特性や強みについて触れていければなと思います。

HSPならではの特性や強みって?

 HSPが持っている特性や強みについて、HSP研究の第一人者である心理学者のエレイン・アーロン(ElaineAron)博士はHSPには「DOES(ダズ)」と名付けた4つの特性があるといいます。

1、Depth of Processing 深く処理をする

2、Overstimulation 過剰に刺激を受けやすい

3、Emotional response and empathy 全体的に感情の反応が強く、共感力が強い

4、Sensitivity to Subtleties/些細な刺激を察知する

この4つの特性があると言います。

それぞれ1つずつ簡単に見ていきましょう。

 1、Depth of Processing 深く考え、深く処理をする

 ・一を聞いて、 十のことを想像し、 考えられる

 ・調べものを始めると深く掘り下げ、知識が広い

 ・感受性が強く、お世辞な嘲笑を見抜いてしまう

 具体的にはそうですね・・・。

 例えば旅行に行くことになった際にいろいろな出来事を想像して事前に持ち物を決めたりします。

 移動中酔った時のために酔い薬用意しておこう、モバイルバッテリーと念のため乾電池式の充電器も持っていこう、

 雨が降ってもいいように折り畳み傘もっていこう、友達持ってきてなかったときように予備を一ついれておいたほうがいいかな

 などなど・・・(笑)

 旅行ひとつとっても様々なこと想像してしまいます。


2、Overstimulation 過剰に刺激を受けやすい

 ・人混みや大きな音が苦手

 ・些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない。

 ・音楽などの芸術作品に感動して涙を流すことが多い

HSPは感受性が強いこともあり、人がたくさんいるところは苦手です。

その人それぞれが情報源となり情報を得ようとしてしまいます。

敏感なところから、人から何気なく言われたことに過剰に反応してその言葉を引きずったり、傷ついたりすることもあります。

特に怒りの矛先になったときや叱られたりするのはHSPにとって相当ダメージを負いやすいです。

私もある会社で正社員として2年くらい勤務してた時に、ある事件があってトラウマになってしまいました・・・。

言葉は時として凶器になりますので気をつけましょう・・。


3、Emotional response and empathy 全体的に感情の反応が強く、共感力が強い 

 ・人が怒られていると自分のことのように感じ腹痛になったりする

 ・人のちょっとした仕草や目線、声音などで機嫌や考えがわかる

 ・言葉を話せない幼児や動物の気持ちを察することができる。

 自分がされるのもちろん避けたいですが、他人が怒られているところは見たくないですよね・・・。

 一般的な人であれば怒られてるなぁ・・・、せめて見えないところで怒ってよというような気持になるかとは思います。

ですがHSPは感情への反応が強いこともあり、あたかも自分が怒られていると錯覚してしまうことがあります。

もちろん自分は怒られるようなことはしていないのですが、自分が行ったことを勝手に振り返ってあれがまずかったのかと自分で怒られてしまった原因を探ろうするときがあります。自分自身で自分を追い込んでしまうことはつらいですよね・・・。

それと3つ目の幼児や動物といった言葉を話せない相手の気持ちなどをくみ取ることができる人もいるようです。(私はくみ取れないほうに分類されると思いますけど・・・)


4、Sensitivity to Subtleties/些細な刺激を察知する

 ・椅子のきしむ音や冷蔵庫の音が気になってしまう

 ・日光や蛍光灯などの強い光が苦手

 ・コンビニや電車などの匂いが苦手

 HSPは一般的にそこまで気にしない刺激を察知してしまいます。

 飲食店を例にとると食事に夢中になって椅子の軋む音や会話などは風景として聞き流せるのですが、HSPはそれすらも刺激として感知してしまうことがあります。会話をBGMとしてではなく会話として中身から情報を得ようとしてしまうわけです。

音以外にも目に入るもの、匂いったいったものにも反応してしまいます。

特に電車は刺激の塊ですね・・・。

走る音、揺れ、車両内の蛍光灯の光、車両内の匂い、乗客の会話・・・ たくさんの事柄は刺激として感知してしまいます。

電車を降りたときにどっと疲れてしまうHSPは多いようです。


ざらっとHSPが持つ特性や強みについて簡単にまとめてみました。

こうしてみるとなんだか弱みのほうがが多いような印象になってしまいますね・・・。

ですが弱み以上に強い部分を持ち合わせているので実質±0なのではないでしょうか。


さて今回はこの辺で。

それではまた。